最近SDGsの一環として、フードロス食品を取り寄せてみんなで飲み会をしたので、その時の話をします。
2020年から2021年執筆現在にかけて、コロナウイルスが世界中に猛威を奮っている中、コロナウイルスの感染を広めないために、日本でも飲食店の営業時間の時短や観光の自粛等サービス業の多くが影響を受けている状態です。
そういった状況によって今まで以上に加速した社会問題の一つになっているのは、フードロス問題です。
食べ物を作成したとしてもやはりその食品の購入者が少なくなってしまうことで、食べられることなく捨てられてしまう食品がおおく存在してしまっています。
今回は上記の社会問題への解決の一つとして、フードロスな食品を取り寄せて飲み会を行いましたのでそちらの話を記載していきます。
もともとはSDGsの一環として実施することとなりました。
私が所属する会社で自分のチームの上司が面白いことを考えたり、何かしながらチーム仲をいい感じにしようといつも考えてる人で、SDGsと飲み会を組み合わせた懇親会を行うことで一石二鳥じゃんと考えたことがそもそもの事の発端です。
私が所属する会社では100の社会課題を解決するという目標を掲げ、全員がSDGsを自分ごととして捉えた上で行動しています。そこで、いろんな文脈でそれぞれのメンバーが社会課題について調べ様々なアプローチを実施しています。
今回は上記の社会課題としてフードロスに焦点を当てた時に身近なコンテンツにちょっとアクセントを加えることで社会課題を解決するきっかけになるかもねくらいな気持ちで実施していました。
その他の項目はこちら (最近よく聞くSDGsって何?取組みもあわせて)
今回の内容が当てはまるのはSDGsの17の項目のうちの12番目の「つくる責任つかう責任」の項目が該当すると思います。
そもそもフードロスとは、食べれるのに捨てられてしまっている食品のことであり、フードロスの発生原因は大きく分けて、 事業系廃棄物、家庭系廃棄物の2つに分けられます。
事業系廃棄物は357万トン、家庭系廃棄物は289万トン。 合計646万トンが日本国内で1年間に捨てられているそうです。
また、現在ではコロナによって飲食店や観光業がダメージを受けたことにより事業系廃棄物の数はさらに増えています。
なので今回はフードロスの対象となっているような食品を購入し懇親会を実施することで、課題解決のアプローチの一つの方法としました。
フードロスになる食品は半分が家庭からでるもので、もう半分は流通時に廃棄されるものとなっているそうです。
家庭から出される生ゴミの中には、手つかずの食品が2割もある等購入した後に結局使われずに捨てられたものになっているそうです。その原因として、買いすぎや賞味期限切れといった要因が挙げられています。
流通時に廃棄される原因としては、消費者や販売店が高品質な食品を求めるため、形が悪い規格外品の野菜などは捨てられたり、賞味期限の期間の3分の1を過ぎた食品の納品を拒否できるという慣例があり、そういう家庭で大量に捨てられていることが原因になっているようです。
Googleで以下のように検索しただけでもいくつかフードロス商品を取り扱うサイトが表示されると思います。
🔍 フードロス 通販
その中で今回私が購入することにした通販サイトは フードロス削減プロジェクトを選択しました。
他にも以下の様な通販サイトを利用することで購入することができるようでした。
以下の様にさまざまな食品の中から訳あり商品だったり、消費されなかった食品を選び購入することができます。
値段以上の量を購入することができる感じがしてお得ですよ!
今回私が購入したのは牛タン1kgとたこやき1kgを購入しました。
二つ合わせて送料込みでも5000円を下回る額で購入することができました。
みていただいてわかるように一回でそれぞれ1kgずつを使うことはできず、この会の後にも3食分くらいを賄うことができるほどの量だったので非常に満足できました。
他のメンバーはうなぎやほたて、干物、ハンバーグ、鯛など廃棄されそうないろんな食材を持ち寄っていました。
どこでどんな食品をどうして買ったのか?
みたいな話をするきっかけにもなるので懇親会の話のネタにもなり、仲良くなることもできるので、一石で二鳥にも三鳥にもなりかなりすばらしいコンテンツだったと思います。
よくスーパーとかで売られている賞味期限が短い商品は50%オフとかになってることが多いと思うのですが、こういった安くてもうちょっとで捨てられそうになっているような商品をあえて購入することで食品ロスを予防することもできるようになると思います 。
スーパーに行くとまた買うのが面倒になるので、よく買い溜めをしがちになると思うのですが、必要以上に購入することで、結局捨てちゃったみたいなことになると思うので、先に数日分のレシピを考えた上で食材を洗い出し、購入しに行く等かいすぎないようにすることを考慮することも重要だと思います。
廃棄野菜を利用したスムージーを販売しているサービスもあるので、 普段から健康に気を使ったかたで、スムージーが飲みたいという人は購入するのもよいと思います。 https://smoothie.lifull.net/
食材を上手に使い切る方法を紹介してくれているそうです。
「野菜の皮や茎を活用した野菜まるごとレシピ」や「余った料理をアレンジしたリメイクレシピ」等沢山の食品ロス削減レシピが公開されています。 普段使わないような部分も料理に使うことができるので、フードロスに繋がりますね。
今回は普段身近な行動の中にSDGsの文脈を含める目的で「フードロス x 懇親会」の実施を行いました。
以前こちらでも紹介したように個人でできることでも本当に多く、身近なものもあるので、日常の中で何気なくやっていることにSDGsの文脈をちょっと含めてみるのも面白いと思いました。
社会課題と言われるとかなり身構えてしまう気持ちになりますが、意識して生活してみると意外なところから解決策があるんだなというのが一番得た感想でした。
みなさんも是非やってみてはいかがでしょうか?